日本とタイの若手建築家30組×2による展覧会「Young Architects Conference 2023」巡回展、タイ・チェンマイ展。12/1の寒さ厳しい日本を発ち、歩けば汗が噴き出すタイ・チェンマイへ。
合わせて行われた交流イベント、タイと日本の7人の建築家によるプレゼンテーションにスピーカーの一人として参加しました。
英語で10分間の作品の説明、その後質疑応答。日本からも10名以上の建築家が参加し、京都展でもそうでしたが、タイと日本の建築家が取り組むテーマの違い、それが風土や歴史、経済などによることなど、多くのことを理解し合い、知識や知恵の交流もでき大変刺激的なものでした。
イベントの途中には屋外での素敵なブレイクタイムもあり、とても美味しいクッキーやお茶がありました。そしてタイ建築に関する本も販売されており、ブレイクタイムもタイの文化を存分に味わうことができました。私は、アマゾンでは買えないランナー建築の分厚い本を購入しました。
イベント後は、タイ北部料理を味わえるレストランで交流会。英語プレゼンの緊張感から解かれて、二次会へと続き深夜まで建築談義。
翌日は、2つのワゴンに乗り込み、チェンマイ大学のPandin Oun先生にアテンドいただいて、チェンマイ郊外の現代建築を見学しました。タバコ工場のリゾートへのリノベーション、スペインの建築家によるバンブー建築、モザイクタイルの伝統技術を活用した鏡モザイクファサードが印象的な美術館等。日本では触れることができない沢山の地域性のある現代建築を見ることができ、大変興味深かったです。
建築学生のような、建築漬けのとても楽しい時間でした。コーデネートしてくださった事務局の方々、とりわけ今回のチェンマイをコーデネートしてくださった中畑美咲さん、最後になりましたがすべての面でサポートいただきました木村博昭先生に感謝申し上げます。
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