約1年間通ってくれたインターン生が先日卒業でした。設計事務所の雰囲気や仕事への理解をしてもらうことを大切にして、様々なことに取り組んでもらいました。模型作り、図面作成、プレゼン資料作り、現場見学、クライアントとのコミュニケーションなど、本当に多岐に渡ります。これからはアトリエではなく、会社の設計部に属しますが、きっとここでは学んだことは糧になると思います。
また私自身も20代前半のインターン生と建築だけではなく、様々なことをフラットに議論でき、とても楽しい時間を過ごすことができました。新たな考えや価値観に触れることができ、多くを学ばせてもらいました。ありがとう!
また、学業においても、大学の4回生前期では、簡易論文でCAVEの暮らしをテーマに書き、CAVEの住まわれ方調査やクライアントへのヒアーリングを行い、CAVEでの能動的な暮らしについてまとめあげてくれました。そして最終的にはクライアントも交えて報告会も催すことができました。
さらに、後期の卒業設計では、80人以上の中で、最優秀賞を受賞しました!設計者は、最終的には形にすることが職能だと伝えてきたつもりで、それをしっかりと体現してくれたような気がして嬉しかったです。もちろん、私の影響はほんのわずかばかりですが。
このインターンを通じて、本当に多くを吸収してくれたと思います。技術や知識もそうですが、クリエイティブなモノの見方や考え方に触れてくれたことがこれからの道にとって大きいのではないかと思います。どこに行っても通用すると思います。建築界で、大きく羽ばたいてくれることを願っています!
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