子どもたちをみんなで見守る「まちのプール」 をコンセプトとした、朝日スポーツクラブ貝塚スイミングがキッズデザイン賞を受賞しました。よくロードサイドで見かける民間スイミングプールですが、今回の施設は貝塚市内の小・中学校 16 校、幼稚園・ 認定こども園 10 園の水泳授業も委託されるため、従来の民間プールのようにスタッフだけで子供たちを監視するのではなく、保護者の方も含めた建築に居合わせたみんなで子どもたちを見守ることができるプールを目指しました。
貝塚市は、東京オリンピック 1964 で女子バレー金メダルを勝ち取った“東洋の魔女” 日紡貝塚を育んだスポーツの町です。現在も、健康都市、スポーツ振興を唱っておられ、貝塚市長が地鎮祭も竣工式もご出席くださるなど、安心して子育てでき、未来を担う子どもたちが心身ともに健全に育まれるようにしていきたいと大きな期待と関心を寄せてくださっていたので、見える形でご評価いただけて、とても嬉しく思っています。
実は大学の卒業制作、デビュー作、その後の出世?作も、子どもに関わる施設でして、私にとって「子どもための空間」は、とても思い入れのあるテーマです。大学時代、社会人なりたての時期、独立時、そして今2児の父親となり、子どもがだんだんリアルに感じられるようになってきており、より安全に安心して、伸び伸びと健やかに過ごしてほしいという思いが大きくなってきました。今後も、保育園や幼稚園、学校、住宅など、幅広く子どもに関わるプロジェクトに関わっていくことができればと思っています!
末筆になりましたが、関係者の皆様には御礼申し上げますともに、お祝い申し上げます。
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